第196国会(常会)が閉会し、今週は議員会館も閑散としています。会期末の20日(金)は、野党6会派から内閣不信任案が提出され、立憲民主党の枝野代表が3時間近い趣旨説明を行いましたが、記名投票にて粛々と否決され、参議院側でIR法案が成立、予定していた重要法案は全て処理できました。枝野氏の長時間にわたる演説は、噛み合わなかった党首討論への不満の表われだったかも知れませんが、「対話」ではなく「独話」を長々と続けることに政治的効果があるのか疑問ですし、各議員を長時間拘束する事も好ましくないと考えます。改めて、国会が2020会議の提言に言う「討論のアリーナ」となることを願うものです。
今日(26日(木))の東京は久しぶりに暑さに一服感がありますが、ここ2週間は連日35度近くの猛暑が続き、気象庁も「命にかかわる暑さ」と注意喚起する位でした。上旬の豪雨で甚大な被害が出た西日本の被災地でご苦労されている皆様にお見舞い申し上げます。政府も迅速に激甚災害に指定し、復旧に必要な費用の見積もりを精力的に進めています。当面は3千億円の予備費で対応し、必要に応じ、補正予算も検討する構えです。また、来年に向けて小中学校へのクーラーの設置も促進する方針で、具体策が望まれます。
先週末の21日(土)は、射水市内で都市計画道路七美太閤山線戸破高架橋の開通式に出席し、夕方は南砺市福野で石破茂先生の講演を聴きました。通常国会が終わり、党内では9月20日(木)に予定される総裁選に向けた動きが活発化しています。安倍総裁が3選を目指され、石破先生は出馬に前向きな一方、岸田政調会長は24日(火)に不出馬を表明され、野田総務大臣の去就はまだですが、「一騎打ち」の可能性が高まっています。私は、平成24年秋の総裁選で石破先生を推しており、1期先輩の赤澤亮正議員との関係もあって今回も石破先生を応援します。総裁選は、党を超えた選挙とは異なり、立場を同じくする仲間内の競争であり、さわやかに闘って、終われば新総裁のもとに一致団結して前進するものと心得ています。そんな想いで党員の皆さんに呼び掛けていこうと思います。
22日(日)には新幹線かがやきの新高岡駅停車期成同盟会、県土地改良事業団体連合会60周年式典、夏野修砺波市長後援会総会と出席して23日(月)からまた、静かになった永田町に出てきています。小矢部市、砺波市、氷見市、南砺市の新年度予算要望をお受けし、25日(水)には利賀ダム期成同盟会の一員として、綿貫会長に随行して国土交通省に要望に出向きました。今日は党本部で「党北陸新幹線の整備を進めるWT」の第2回会合に出席し、金沢・敦賀間の工事費が2260億円増加したことから、新年度予算での手当てに向けて努力することを申し合わせました。地域課題の解決にも持ち場で努力して行きます。