11月も最終週となり、さすがに晩秋の装いとなり、東京でも銀杏の葉がずいぶん黄色くなりました。週末に暇を見つけて我が家の庭にチューリップの球根を植え、春を楽しみにしています。
臨時国会も12月9日(月)の会期末まで2週間を切り、衆議院では内閣提出案件は法務委員会の1本を残すのみとなりました。私が担当する文部科学委員会では、20日(水)、22日(金)、27日(水)と3回にわたり、一般質疑として、高大(高校・大学)接続、具体的には令和2年度からの大学入学共通テストへの国語・数学の記述式試験導入について議論しました。与野党問わず、委員の皆さんからは、記述式試験の是非や、採点を民間業者に請け負わせることへの懸念事項が指摘されました。萩生田文部科学大臣始め文科省において、一つ一つ丁寧に受け止め、記述式試験については来年度からの導入を前提に、しかるべく対策をとるとの答弁がありました。導入の中止・延期を求める野党の考えには沿わないものの、行政をチェックする立法府の役割は果たせたのでは、と思います。
先週に戻って、21日(木)は党県連幹部が上京され、本部役員への要望に立ち会ったほか、昼には常任顧問会議も開かれ、来秋の県知事選に向けた職域・地域団体の意向ヒアリングの中間報告を受けました。今後の進め方については、国会議員、県議会議員それぞれに意見を集約し、年末年始に向けて県連としての姿勢を定めて行こうという結論でした。夜は、県商工会連合会の石澤会長ほか皆さんとの懇談会に出席しました。22日(金)は日本橋の県アンテナショップでの高岡市福岡町物産フェアのオープニングに出席し、夜は富山に戻りました。
勤労感謝の日の23日(土)は、先週の戸出地区に続き、高岡市守山地区で、後援会の国政報告会を催していただき、10年間の国政での活動を支えて頂いた御礼と併せ、国政の現状や地域の国事業について報告しました。次いで射水神社の天皇陛下御即位を祝う初穂曳で挨拶し、夕刻には県社会保険労務士政治連盟の鎌倉会長ほか有志の皆さんの勉強会で講師を務めました。平成25年の総務大臣政務官在任時に関心を持ち、折々に各省庁の取り組みを応援してきた「電子政府」(行政手続きの電子化)について話をする機会を頂き、ハローワークや年金事務所における雇用保険、各種社会保険の手続きをオンライン化する取り組みを説明しました。24日(日)は、今春逝去された佐藤孝志元高岡市長を偲ぶ会の後、高橋現市長の後援会にも出席し、それぞれ挨拶させて頂きました。
週明けに上京して、25日(月)は氷見市議会自民同志会の皆さん、27日は県内各市町農業委員や町村長の皆さんと懇談する機会を得ました。折しも新年度税制改正の党内議論も始まり、補正予算の内容を含め、来週には煮詰まると思われ、次号で報告します。