26日(日)党富山県連の定期大会が開催されました。2月に会長に就任させて頂いて初めての大会で、冒頭のあいさつは緊張しました。目下、国民の皆様の間に政治不信を招いている現状をお詫びし、党においても事情の把握、党則の改正、関係者の処分と対応を進め、政治資金規正法改正案を衆院に提出し、審議下にある旨、説明しました。失われた信頼を回復するには、国、地域の課題に向き合い、一つ一つ丁寧に解決していく努力の積み重ねしかなく、その姿を党員・党友の皆さんにも見てもらい、引き続きのお力添えをお願いしました。併せて、来夏の参院選党富山地方区には現職の堂故茂議員の公認を党本部に申請し、この秋の県知事選には新田八朗知事を推薦する事を述べ、大会の中でお二人に決意表明頂きました。永年党活動を支えて頂いた個人・団体の表彰、特に、昨年夏の線状降水帯発生時において避難を呼びかけている最中に土砂崩れにて亡くなられた故赤池伸彦南砺市議への特別感謝状の贈呈も行いました。大会終了後、森山𥙿党総務会長から時局講演を頂きました。大会に前後して、党県連青年局、砺波支部、小矢部支部の総会があり、それぞれ出席して祝辞を述べました。
前日の25日(土)、5年ぶりに北海道札幌市に日帰り出張し、党北海道地方議員連絡協議会にて「2024年問題への対応策について」と題し、4月からの働き方改革に伴う時間外労働時間規制の実施に対し、物流・建設分野で講じられている対策を中心に講演しました。3月には第9期北海道総合開発計画が閣議決定されたこともあり、自分自身の思い出話も含め、北海道の発展可能性について食料安保、観光、再生エネルギーを挙げて強調しました。2024年問題については、荷主や施主の協力を促す施策が議員立法と政府提出法案が相まって強化されており、国土交通省の要請に従わない場合には、勧告の上、企業名を公表する制度も導入され、実効性を挙げている事にも触れました。広大で積雪寒冷な北海道の地理的特性を踏まえ、公共事業では「ゼロ国債」の活用による年度初めの早期工事発注が望まれ、物流では海運・鉄道の果たす役割の大きさや、道内の高規格道路のミッシング・リンク解消が急務であることを訴えました。僅か4時間の滞在でしたが、嬉しいひと時でした。
東京では、20日(月)に町村議会議長会、21日(火)に県市議会議長会の皆さんとの懇談会に出席し、自治体毎の課題を伺いました。また、23日(木)には富山県が事務局を務める、日本海沿岸地帯振興促進議員連盟の世話人会があり、逝去された細田博之前会長の後任に、石破茂議員が就任することになりました。24日(金)には党整備新幹線等鉄道調査会があり、稲田会長から事務局長に指名頂きました。一方、政治資金規正法改正案の衆議院審議は順調であり、今週は与野党協議が山場を迎えそうです。また報告します。