台風8号が沖縄に猛威を奮い、7日(月)夜の那覇行きは中止・延期となりました。明10日(木)朝には九州に上陸との由、既に梅雨前線が刺激されて新潟県などで大雨の被害が出ており、お見舞い申し上げつつ、注意が肝心です。
4日(金)にいったん富山に戻って、5日(土)、はくたか・新幹線を乗り継いで盛岡へ行き、高速バスで夕刻に秋田県鹿角市に入りました。当地の「花輪ばやし」が国の重要無形民俗文化財に指定されたお祝いの会に、全国山・鉾・屋台保存連合会長として出席させて頂きました。地元秋田2区選出の金田勝年代議士、文化庁の河村次長、秋田県の橋口副知事(大学の同級生で経済産業省から出向)と御一緒して、戸澤会長ほか皆様にお祝いを申し上げました。最終のJR花輪線で盛岡まで戻って一泊、6日(日)には再び富山に戻り、沖縄行きに備えたものの、冒頭記したように7日の夜は上京に切り替えました。
8日(火)、9日(水)と、最近滞っていた各省庁からのレクを受ける一方、地元6市の新年度予算要望の中から必要な項目の説明を求めました。この間、安倍総理がニュージーランド、豪州、パプア・ニューギニアを歴訪され、クライストチャーチ市では3年前の2月、地震でビルが倒壊し、県出身の方々が幾人も犠牲になった現場で献花をされました。ご遺族の皆さんにも喜んでもらえたようで、ほっとしています。更に、日豪EPAにも署名され、我が国にとっては、インドに続く新たなEPAの成立となりました。焦点だった農林水産物の関税についても両者が折り合い、党の農林水産貿易調査会でも了承されました。交渉が続いているTPPの良き先例になれば、と思います。9日は小矢部市議会の会派「誠流」の皆さんの、能越自動車道や国道8号線についての国土交通省担当官を招いての勉強会に参加、午後には高橋高岡市長始め北陸新幹線沿線市長さん達の建設促進要望に同行して、国交省や党本部など回りました。
この後、7月一杯は県西部各市から上京、予算要望をされる時期で、私もスケジュールを合わせながら富山・東京を行き来します。ボトルネックになっている箇所の解消や、国の制度の隘路の訴えなど、各市それぞれに練られた要望を頂いており、自分自身も省庁の担当官から勉強させてもらっています。先週の夏野射水市長、今週の桜井小矢部市長に続き、来週は田中南砺市長が上京の予定です。
北陸新幹線の敦賀までの整備の前倒しについては、与党PTで議論が進んでおり、3年程度の工期圧縮も可能では、との声もあります。もちろん、地元における地権者・住民の皆様のご理解が大前提ですが、何とか必要な財源を捻出して金沢以西の工事促進に充てたいものです。
10日は当初は大阪出張も考えていたのですが、台風を避けて早めに帰省し、11日(金)は地元で様子をみようと考えています。来週以降も、地元の皆様の上京日程に合わせ、富山・東京の往復を続けながら、各省庁の概算要求に向けた取り組みのヒアリングを続けていきます。