国政報告(第249号)

 9月12日(金)の総務会で決まった人事で、この秋からは国会対策委員会の副委員長を務める事になりました。与党として国会の円滑な運営と政府提出案件の成立のために努力する職責です。国対は野党一年生時代の3年3カ月、委員として通った古巣でもあり、月末にも召集との報道がある臨時国会から、気持ちも新たに頑張ります。19日(金)の次回総務会からは新メンバーとなるため、1年お世話になった総務会とはお別れです。この間、特定秘密保護法や切れ目のない安全保障の閣議決定など、世論に注目される案件の審議にも立ち会え、ベテランの諸先輩の過去から未来までを見通した議論を聴く機会を得た事は大きな収穫でした。

 さて、週末は夏野砺波市長の支援者の皆さんの会でお話する機会を頂きました。市長さんが県土木部港湾課に在籍されていた折の出会いから20年間を振り返り、昔話を披露しながら、お互いに当時は思いもよらなかった政治の道で今、またご一緒に仕事ができるご縁を大事にしたいと結びました。その後、三連休は休暇を頂き、妻の実家の出身地である山形県鶴岡市を訪ねました。さくらんぼ、ラ・フランス(洋梨)、だだちゃ豆(枝豆)など特色ある作物を加工した地場産品が豊富で、駅前の土産物店の頑張りが印象的でした。

 16日(火)に上京してからは、各省庁の新年度予算要求で気になる事項のレクチャーを30分刻みでお願いしています。電子政府推進の立場から、レク資料は原則ペーパー・レスとし、予め電子メールで受け取ったファイルを当方のタブレットに読み込んで説明を受けています。近々、電子黒板も議員会館の事務所に導入する予定です。省庁側でも、タブレットを活用し、子育て中の若手職員等が自宅で勤務できる「テレワーク」を推進するなど、電子行政への新たな取り組みを強化しつつあり、その一助になればとの思いです。

 17日(水)は新国対正副委員長の顔合わせの会議があり、佐藤委員長、小此木代理、高木筆頭副委員長の下、皆で結束して臨時国会に臨む意志固めをしました。私の担当する委員会は総務委員会と東日本大震災復興特別委員会となり、一年ぶりに総務委員会に復帰する見込みです。その他、議員運営委員会、予算委員会など出席したり当番で代理委員を務めたり、と国会の院内中心の毎日が戻ってきそうです。その歩みは、251号以降の報告となります。

 安倍総理は、今度の国会は「地方創生国会」としたいと発言されています。景気の波を地方に行き渡らせる事、「まち・ひと・しごと」の掛け声の通り、それぞれの地域が特色ある産業で若者を引き付ける雇用を生み出す事、女性の活用、災害への備えなど、元気な日本にするために、なすべき事が多々あります。石破担当相のリーダーシップの下、現場の声が届き、現場に喜んでもらえる施策が打ち出せるよう、努力していきます。

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