先週末から週明けにかけて、台風18号が本州に上陸、さらに今週末から週明けは台風19号の動きから目が離せません。幸い、富山は今のところ大きな被害は無く、この間に小矢部・氷見・高岡3市の広域圏ごみ処理施設(エコ・クリーンセンター)の竣工式や万葉集全20巻朗唱の会、大伴家持卿顕彰祭などの行事に出席しました。とりわけ、クリーンセンターは堂故参議院議員が氷見市長当時からご苦労されて建設の運びとなったものであり、私も途中5年間関わった事から、感慨もひとしおでした。
一方、4日(土)には、北陸新幹線新高岡駅「かがやき」停車実現期成同盟会と、県西部公共交通議員連盟の発会式がありました。県西部6市の市長さんや県議・市議の皆さん、さらに経済・農業・自治の各団体の代表の方々が揃って、目的達成に向けて運動していく事を誓い合いました。「停車ゼロ」の発表のショックから1カ月余りで、地域の皆さんの足並みが揃った意義は大きく、今後、隣接する飛騨・能登地域にも理解を頂きながら、新高岡駅の利用促進を通じ、かがやき停車を一日も早く実現するべく、私も努力します。
台風の影響を心配しながら5日(日)に上京し、国会対策委員会の仕事に取り組んでいます。6日は衆院予算委員会、7-8日(火-水)は参院予算委員会が開かれ、9日(木)には衆院本会議で地方創生特別委員会の設置が決まりました。連休後の14日(火)には、衆院本会議で内閣提出の地方創生法案の趣旨説明・質疑が予定されています。各委員会も順次スタートしており、それぞれ案件審議に入っていきます。私も、朝9時10分の国対正副委員長会議から、議員運営委員会の理事会・委員会、また、担当の総務委員会、東日本復興特別委員会の運営打ち合わせとスケジュールに追われる毎日が始まりました。
予算委員会では、足元の景気の動向をどう見るか、そして年末の消費税再引き上げの決断をどうするかが大きな論点となりました。その他、地方創生の具体策、風水害や火山噴火への対策、新しい安全保障の在り方、原発再稼働への対応など、現下の日本の当面する課題について、幅広く議論がなされました。とりわけ、地方活性化に向けて施策をどう構築・展開していくのか、来週からの地方創生特別委での質疑が注目されます。
地元から上京される皆さんも増えています。今週は8日に桜井小矢部市長と市議会の石田議長、吉田副議長始め、会派誠流の中西会長他の皆さんと懇談し、9日に県遺族会の田原会長と有志の方々の恒例の靖国神社参拝に同行しました。来週以降も様々な団体の皆さんが来訪予定です。国会内外で予定が目白押しの中、折角訪ねて下さる方々とのふれあいも大切に、本格化する臨時国会の動きに準拠していきます。