連休後半を富山で過ごし、7日(土)は高岡ねがい道駅伝の出発式と党新湊支部の総会、8日(日)は野上参議院議員の事務所開きと党利賀支部の総会に出席し、9日(月)の臨時かがやき536号で新高岡駅から上京すると、梅雨の走りを思わせる蒸し暑さでした。高岡の若手経済人が中心となって始まったねがい道駅伝も4回目となり、参加者、周囲のサポートともに厚みを増し、まちに活気を吹き込んでくれる事を嬉しく思います。また、連休明けの月曜の新高岡駅では、関西方面へ修学旅行にでかける中学生の皆さんがつるぎ号に乗車するため、反対ホームにたくさんいました。若い力で新幹線利用に一役買ってくれるのは頼もしいですね。
9日の午後は、石川3区選出の北村茂男代議士と一緒に小矢部市・津幡町の首長・議長さん達の国道8号倶利伽羅トンネル更新事業採択の御礼で国土交通省の関係部局を回りました。現在のトンネルは、以前、旧国鉄が使用していたものを道路に転用したものです。半世紀近く、富山・石川両県を結ぶ大動脈としての役割を果たしてきましたが、今日的には狭く、事故・渋滞の危険性もあり、両市町から更新の要望が強く挙がっていました。3月末のルート決定に続き、新年度予算で早速手当て頂けたことを感謝しつつ、今後の事業促進をお願いしました。
11日(水)には、「2020年以降の経済財政構想小委員会」を開催し、先の総論、「レールからの解放」に続き、「厚生労働行政のあり方について」という提言を取りまとめました。我が国の一般会計予算の4割強を占める厚生労働分野の制度改革は、今後の財政再建の核であり、その担い手たる厚生労働行政が軽やかに展開できる仕組みづくりは、改革の実を挙げるためにも欠かせません。国会における厚生労働委員会の審議時間や、大臣の答弁回数も、他省庁を大きく上回っていることから、組織の分割・再編や、複数大臣制等の組織の見直しを、国会における審議の在り方を含め、見直し、改革するべきとの結論に達しました。詳細の議論は、党内の適当な部署でお願いすることとして、早急な対応の必要性を、上部組織である財政再建特命委員会の稲田委員長(政調会長)に提言しました。このあと、小委員会では各論の議論を進めることとしていて、第1回として、新卒一括採用や定年制など単線的な働き方を見直す視点でヒアリングを行いました。
12日(木)の本会議では、国会同意人事と10案件の採決が行われました。総務省を始め、各省庁の案件の大半は成立の見込みとなっていますが、TPP関連案件のほか、法務省・厚生労働省の案件に持ち越しのものが目立ちます。13日(金)には熊本・大分の地震対策として、補正予算案の上程が予定されており、17日(火)にも参議院で可決成立の見込みです。月末には伊勢・志摩サミットも予定され、残りわずかな国会日程ですが、有効にとり進めていきたいです。