蒸し暑さがいつまで続くのやらと思ううち、先週から今週にかけていっきに秋らしくなり、東京も夜は肌寒い位に季節が進んできました。この夏は例年とは異なる進路を取る台風に心配させられ、現に各地で多くの被害を見ましたが、当面は穏やかな日が続いてほしいものです。
先週6日(木)に知事選の石井知事の出陣式に出た後、新幹線で上京し、7日(金)は復興庁の幹部会議に出て、夕方の新幹線で再度帰省し、8日(土)朝の党県連常任顧問会議に出席しました。ここ一か月を超えて多くの批判を頂いている県議会、富山・高岡市議会の政務活動費の不正・不適切使用問題が主たる議題でした。各議会の責任において、運用の改善を図るほか、問題を指摘された議員については、辞職・離党された方は別として、各支部において厳正に対応するよう求めて行く事で了承されました。
土曜午後に三たび上京し、県立高岡高校首都圏同窓会総会に本部同窓会長として出席しました。ついで祝日の10日(月)の朝一番のかがやき・つるぎ号にて、新高岡駅に8時40分に到着し、石井知事の県下一円35か所での出陣式について南砺市の平、利賀、井口と3か所同行しました。地方創生が叫ばれる今日、選挙を機会に知事に県内各地を直に回って頂き、選挙民の想いをくみ取ることで、新たな任期の県政に役立ててほしいと思います。
11日(火)には補正予算案が参議院の予算委員会、本会議で可決・成立しました。早速、公共事業等、県内にも箇所付けの案内があり、国営農地防災庄川左岸地区、国道359号砺波東バイパスなど懸案の事業の進捗を図る事ができました。また、県・市事業に対し、社会資本整備総合交付金の追加配分があり、本予算で手当てし切れず中に浮いた形となっていた事業の促進も図られました。この間を利用し、16日(日)が投票日の新潟県知事選挙の応援で糸魚川、上越、新潟市に入りました。激戦が伝えられますが、前長岡市長で全国市長会長を務められた森民夫候補の必勝を期し、知己の皆さんを訪ね、上越新幹線にて夜の上京となりました。
12-3(水―木)と、衆参で一日ずつ予算委員会が開かれ、14日(金)からは各委員会での審議がスタートする運びとなりました。懸案のTPP協定に加え、地球温暖化を防止するために各国の協力を約すパリ協定の批准も急がれる状況となり、参議院から審議を始める事で与野党合意されました。復興庁もやがて両院の復興特別委員会にて大臣始め政務三役の所信の挨拶と質疑が行われます。被災地の抱える様々な課題を把握し、解決に努めつつ、各議員の指摘を受けたいと思います。このうち、被災自治体の復興のために全国の自治体から派遣頂いている応援職員につき、後2年間の事業最盛期の継続を要請するべく東京都の西川特別区長会長を訪問したほか、14日には魚津市にて富山県市長会の森会長始め皆様にお願いする予定です。被災地産品の風評被害の払拭など、政務の立場でもできる事に注力、頑張ります。