2月中旬の今週も日本海側には寒気が入り、今度は県内でも富山市にて積雪量が増えるなど、度重なる寒波にご苦労が続いています。皆様にお見舞いを申し上げ、明16日(金)の党本部で開かれる豪雪対策合同会議でも政府側の十分な対応をお願いしようと思います。
先週末の9日(金)は午後5時まで予算委員会が続き、その後、新幹線で富山に戻り、久しぶりに12日(月)まで滞在しました。1月中旬からしばらくは週末の一日間だけの地元滞在が続いていただけに、呉西地区郵便局長会総会、党井波支部総会、党小矢部市連新年会、税理士政治連盟国政報告会、党砺波市連立春の集い、公明党県本部躍進の集いと各行事に出席し、併せて積雪の大変さを実感する機会となりました。週明けからの予算委員会でも各党派から雪害対策を求める声が挙がっています。
さて、30年度予算案の審議も15日(木)で9日目を終え、審議時間も55時間となりました。この間、委員会の与党理事として円滑な審議の環境を整え、時には委員長席で議事を司る貴重な経験もさせてもらっています。明日は静岡県、岡山県と2班に分かれての地方公聴会ですが、私は総務委員会の理事を兼ねているので在京、ようやく一息つけます。審議の模様は折々NHKテレビで生中継されていますが、与野党の多岐にわたる質疑の中でいくつかの議論が焦点に浮かび上がってきています。昨年秋の総選挙の与党選挙公約であった保育料・幼稚園教育費の無償化と待機児童解消策との関係、森友学園への大阪府豊中市の国有地売却事案の交渉内容、裁量労働制下の労働者の労働時間の一般労働者との比較、佐賀県での自衛隊ヘリ墜落事故、安倍総理の韓国訪問や北朝鮮の動向など内政・外交の諸課題について論点が整理されてきたと感じます。
来週は、19日(月)に一般質疑7時間、21日(水)に中央公聴会が決まっているほか、残りのウィーク・デーにも審議が進められる見込みであり、月末に向けて大詰めに近付いていきます。与党とすれば、年度内成立を目指し、適切な時期に採決して参議院に議案を送付できるよう努力の時期です。
一方、予算案の審議が佳境に入ったことを受けて、13日(火)、15日と衆院本会議が開かれ、国税・地方税の新年度改正に係る法案の趣旨説明・質疑がありました。これを受けて総務委員会も15日に大臣所信を聴取し、20日(火)には質疑が始まります。私は予算委員会の出席が優先なので、しばらくは出席できません。とにもかくにも頑張り所です。
このほか、今週は党の財政再建特命委員会に事務局長代理として出席し、6月の骨太方針での次期財政健全化計画策定に向けての与党提言取りまとめにも参画していきます。雪から春へと季節が進むよう念じながら国会での活動を続けます。