本6日(木)早暁に発生した北海道胆振東部地震は、厚真町で震度7を記録するなど、道央地方に大きな被害をもたらし、行方不明者の捜索が続いています。4日(火)の台風21号による関西空港など近畿地方の被災に続く自然災害で、政府も対応に追われています。明7日(金)スタートの総裁選も3日間は活動自粛となり、電気などライフラインの復旧に全力で取り組まれています。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りし、被災された皆様にお見舞いを申し上げ、先週来の活動を報告します。
先月31日(金)に日帰りで高岡に入り、渡辺守人県議の来春の県議選出馬表明に立ち会った後、深夜に東京に戻り、1日(土)の早朝、空路沖縄に向かいました。早速、那覇市中心部に設置された事務所をベースに、30日(日)が投票日の県知事選に向けた活動に加わりました。1~2日(日)と菅官房長官を囲む集会に同席し、佐喜真候補予定者への支持を訴えました。2日午後は、中北部の名護、うるま、沖縄、浦添各市の支部事務所を回り、3日(月)夕刻には佐喜真氏の政策発表記者会見に立ち会いました。4日朝、事務所に二階幹事長が来訪され、佐喜真氏に党推薦証が交付されました。午後には竹下総務会長が到着され、私たち3人の副幹事長と党職員を束ねて陣頭指揮を取る体制が動き出しました。次いで5日(水)に塩谷選挙対策委員長が沖縄入りされ、私はいったん東京に戻りました。13日(木)の告示日まで後1週間と慌ただしい活動日程ですが、週明けから事務所の出入りも活発になり、自民・公明・維新の会三党の協力で佐喜真氏の知名度アップに全力で当たっています。
東京で迎えた本6日は、地震の被害を心配しながら、朝は町村会館で全国町村会の荒木会長、金森会長代行(舟橋村長)始め役員の皆さんと町村の振興を考える会(山口俊一代議士が会長)との懇談会に出席しました。来年度予算に向けての要望を受けて意見交換し、出席者からは、多発する自然災害の復旧費を賄う財源を税として別途確保してはとの提案もありました。午後は、党本部でグローバルクラウドサービス小委員会が開催され、事務局長として司会を務めました。今春、インターネット上で漫画本が無料で読める違法サイトが脚光を浴び、著作権を侵害することから出版業界等から対策を強く求められ、児童ポルノと同様にサイトを閲覧できなくする「ブロッキング」をしては、との提案がなされています。一方、「通信の秘密保持」の立場からは、安易にブロッキング対象サイトを拡大していくことに懸念が示されており、小委員会では政府における検討状況を聴取しました。政府の設けた検討チームに参加されている有識者もお招きし、アクセス警告、フィルタリングなど総合的な対策を迅速に実施することが先決との認識を共有したところです。
地震のため、総裁選の動きは次号に譲ります。