国政報告(第444号)

 前号を綴った後、12日(水)朝、富山で実践倫理宏正会の式典に出席して富山空港から羽田経由で那覇に戻り、沖縄県知事選の応援活動に携わって17日(月)夜に東京に戻りました。明18日(火)からまた那覇に入ります。この間、13日(木)には知事選が告示され、17日間の選挙戦に突入しています。

 初日は朝7時、選挙事務所において必勝祈願の神事でスタートし、8時半からの出陣式で佐喜真淳候補を送り出しました。私自身も、候補者として選挙に臨む経験は積んできましたが、選挙事務所に毎日詰めて後方で支援するのは初めてです。改めて選挙活動が多くの支援者の協力で成り立っていることを痛感し、富山でお世話頂いてきた皆様のご苦労を想い、感謝しています。

 事務所への来客や党本部からの応援議員の応接や選挙活動の打ち合わせに始まり、沖縄県内の各所を訪問する毎日です。8月は富山も東京も暑く、かえって那覇の方が涼しく感じたこともありましたが、ここへ来て本州が秋めいてきたのに比べ、沖縄は日中の30度超えが普通で、「夏」が続いています。かりゆしを着て過ごすことが多くなりました。県内では、北は沖縄市やうるま市を通って名護市まで出向き、南も糸満市、南城市など土地勘が少しずつ身についてきました。復興副大臣として東北に通って地名を覚えたのと同じ感覚です。北部へ出向くと海も晴れるとエメラルド色に輝き、さすがはリゾート地だと実感します。今や観光客数がハワイを抜き、特に中国・韓国方面からのお客で那覇の国際通りなど中心部は連日盛況です。レンタカーが3万台以上走っており、交通渋滞が日常的に起きています。

 日本全体の景気上昇が沖縄にも波及し、有効求人倍率が1倍を超え、空路・クルーズ船による観光客入れ込みの盛況とITなど産業立地の進展で前進しつつある沖縄県。子どもの貧困対策、健康寿命の延伸、県民所得の引き上げ、普天間基地返還・日米地位協定改定など基地問題への対応など、様々な課題に向き合い、新たな未来を切り拓いていくリーダー役を是非、佐喜真さんに果たしてもらいたい、との思いで活動に携わっています。

 歌手の安室奈美恵さんの引退コンサートが宜野湾市で開かれた翌16日(日)、同期の小泉進次郎筆頭副幹事長が来援、那覇・浦添・豊見城の3か所で街頭演説してくれました。これまで様々な政治シーンで一緒に過ごす機会がありましたが、小泉議員の地方遊説に同行するのは初めてでした。各会場で当意即妙のアドリブを交え、聴衆と目線を合わせて共感を得る演説力に感銘を受けました。選挙戦は未だ序盤でこれからが気の抜けない頑張り所です。20日(木)は総裁選の投票に上京するものの、月末まで、知事選、宜野湾市長選のダブル勝利を目指し、南国で頑張ってきます。

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