国政報告(第469号)

 統一地方選が近づいてきました。各知事選は21日(木)、富山県議会議員選挙は29日(金)の告示で、4月7日(日)が投票日です。地元富山第三区の高岡市選挙区は定数7に対し、立候補予定者が同数のままで推移し、党市連として何とか6人目の候補者を擁立し、選挙戦に持ち込むべく渡辺支部長・山本支部長代行・畠幹事長を中心に努力してきました。16日(土)、瀬川侑希市議の貴重な決断を得て、党第三選挙区支部の米原支部長代行、四方幹事長にも同席頂き、記者発表の運びとなりました。空白地域となっていた高岡市南部を対象に、4人の市議(大井・福井・本田・酒井)に協力頂いて超短期間ですが、運動を展開していきます。私も第三選挙区支部長の立場で東京の公務・政務の合間を縫って応援しています。

 先週は、11日(月)に石巻市・東松島市への出張から戻り、12日(火)は東京オリンピックの500日前となり、福島県飯舘村と東京都江東区の小学生の交流イベント「ツナグ・ミライプロジェクト~みなでつなごう、みんなのミライ」のモニュメント交換会に出席し、挨拶しました。パナソニック株式会社の主催で、両地域の小学生が、自分たちの「ふるさと」の魅力を表現したモニュメントを制作し、交換しました。ICTを利用した遠隔授業で交流し、友情も深め合い、「復興五輪」のPRにも一役買ってくれました。

 13日(水)は参議院の東日本大震災復興特別委員会で大臣所信に続いて新年度予算の概要を説明し、14日(木)には衆院復興特で大臣所信に対する質疑に臨みました。論点として、復興庁の後継組織、福島県から他県への避難者への対応、風評払拭の取り組み、原発事故の収束・廃炉への取り組み状況、復興五輪など現下の様々な問題が取り上げられました。「復興の完遂」という共通の願いに向けて立法府のチェック機能を果たす良い質疑でした。19日(火)には参院復興特で、新年度予算の委嘱審査の形で質疑がありました。この間、衆院本会議も逐次開催され、年度末に向けて成立が求められる内閣提出法案の趣旨説明や採決が順調に進んでいます。

 15日(金)に復興庁で30年度のハンズオン支援事業の成果報告会(2日目)に出席しました。民間企業から政策調査官として出向頂き、復興を支援頂いているスタッフが中心となり、被災地の中小企業の販路開拓を伴走式に支援する取り組みです。今年度は地元の商工会議所・商工会とタイアップし、水産加工業に限らず幅広い業種を対象に商品開発・PR方法の改善など具体的に取り組み、堅実な成果を挙げており、心強く感じました。このようなソフト事業は将来の地方創生にもつながる復興庁の成果だと思います。

 17日(日)は地元で遠藤富山大学学長の退任記念講演会と高岡市の小関元県医師会副会長の叙勲祝賀会のほか、瘧師県議の事務所開きに出席しました。選挙の春を迎えています。

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