先週は7日(金)の午後、砺波市栴檀山地区の皆さんの国会訪問をお受けした後、地元に戻り、週末は参議院選挙に向けた各種会合に出席しました。8日(土)は党富山県第三選挙区支部総務会、松村謙三先生の精神に学ぶ会総会、堂故茂第三選挙区支部選挙対策会議、第三選挙区支部女性部総会と続きました。堂故先生、山田俊男先生(比例区)にも出席、決意表明頂きました。女性部では国政報告の機会もあり、復興庁にて取り組んでいる現状など話しました。9日(日)は堂故茂選挙対策会議(全県)、党氷見市連総会、党射水市連総会と続き、その間にNPO法人富山腎友会の総会であいさつしました。参議院選挙に向けて一気に気持ちが高まりました。
10日(月)が復興庁の在京当番のため、9日夜に上京しましたが、永田町では先週までの「解散風」がぐっと弱まりました。26日(水)までの通常国会の会期延長は無い見通しとなり、月末の大阪でのG20首脳会議に衆議院解散の状態で臨むことが考えにくいことから、「99%」解散は無いとの見方が広まっています。ともかく自分とすれば、復興副大臣の職務をこなしながら、地元で参議院選挙をしっかり戦う7月になりそうです。
11日(火)には、衆院東日本大震災復興特別委員会が開かれ、先月末の福島県浜通りでの現地調査を踏まえた質疑がありました。避難解除を受けて復興へと踏み出している地域のために必要な教育・医療・介護など機能の充実、営農再開の支援、イノベーション・コースト構想の推進等を巡り、多くの質問を頂きました。一方、被災者の心のケアやコミュニティの形成支援、避難者数の把握、県外避難者に対する支援など「心の復興」について、復興・創生期間後の息長い取り組みを求める声もありました。14日(金)に予定されている党東日本大震災復興加速化本部総会での議論も含め、今後の施策に反映させていきたいと思います。
さて、政府・与党では、「経済財政運営と改革の基本方針2019」(骨太の方針)の取りまとめが進んでいます。小泉内閣以来、民主党政権時を除いて、骨太の方針で次年度の施策を固め、8月末の概算要求・予算編成につないでいくのが常道となっています。私としても、所管の復興分野はもとより、関心のある財政再建、地方創生、情報通信、北海道や沖縄の扱いなど、書きぶりを注視しています。財政再建に向けた取り組みには変更が無く、地方財政についても例年通り、一般財源総額を確保できる内容となっています。
一方、防衛省のイージス・アショアの秋田県への配備計画を巡る調査内容の誤りや、金融審議会市場ワーキング・グループ報告書で「高齢者世帯が老後の蓄えとして2000万円必要」とされ、年金制度との関係が疑問視された案件など、事務遂行に丁寧さを欠く事案が続いており、心していきます。