先週の22日(木)は、東京から京都へ日帰り出張し、第69回全国高等学校PTA連合会大会に出席しました。1万人の参加者の皆さんに復興庁としてあいさつの機会を頂き、被災地の現状や風評払拭の取り組みについて説明し、福島県への教育旅行をPRしました。牧田射水商工会議所会頭が会長を務めておられ、同席された西脇京都府知事も元復興事務次官だったご縁も感じました。東京電力福島第一原子力発電所の事故に起因する海外諸国の我が国産品に対する輸入規制は未だ22か国で残っており、復興庁では各省庁と協力し、科学的な事実に基づく正確な情報発信を通じてその撤廃を粘り強く働きかけています。国内においても様々な場面を通じて風評払拭の努力を続けます。
23日(金)は東京の大学見学に併せ、国会を見学した県立新湊高校、小杉高校の2年生の皆さんを堂故先生と一緒に迎えました。県連各支部政調会長の皆さんとの昼食懇談会の後、富山に戻り、夏野砺波市長の後援会総会に顔を出しました。24日(土)に退職公務員連盟富山県連の皆さんの要望懇談会と向栄一朗前県議の感謝の集いに出席し、25日(日)は朝一番で裏千家淡交会高岡青年部の納涼茶会にて、地域の伝統工芸の技を生かし、稔りの秋をイメージしたしつらえでの一碗を楽しみました。
25日の午後から日帰りで上京し、NHKホールで「東京2020パラリンピック1年前カウントダウンセレモニー」に復興庁から出席しました。大会組織委員会の森喜朗会長のあいさつでは、オリンピックと同一の組織委員会が大会を運営する意義を強調され、共生の理念を具現化すべく、機運醸成を呼びかけられました。復興庁も、「復興五輪」を実現する中でPRに務めていきます。
26日(月)に富山での墓参りを済ませ、夜に上京、27日(火)は高岡市議会自民同志会の皆さんの訪問を受けました。8月も最終週で、各省庁の予算要求内容が逐次配付されます。財政再建に計画的に取り組む中で、国として解決すべき課題にいかに歳出を振り向けるのか、地方財政への影響は問題ないか、自分なりに吟味しています。復興庁においても、28日(水)の幹部会議を経て、同日、党東日本大震災復興加速化本部にて、「復興・創生期間」最後の年度となる令和2年度予算要求の説明に臨みました。教育、医療、水産業など被災地の実情を把握し、ニーズを反映させた予算となるよう、冬の編成に向けて着実な取り組みを求められました。
夕刻、横浜に出向き、TICAD7(第7回アフリカ開発会議)のレセプションに出席して、「海外発信プロジェクト」の一環として、各国の高官に復興の現状と支援への感謝を伝えました。現場主義で被災地の現状に向き合い、グローバルに風評払拭に取り組む事が私たち復興庁の使命であり、前進を続けていきます。