本日(6日(火))の党総務会決定にて、政務調査会の総務部会長を5年ぶりに再度務める事になりました。高岡市役所での経験に基づく地方自治分野、総務大臣政務官時に担当した情報通信分野、そして行政管理・評価、統計という総務省の行政に係る政策を与党として議論、チェック、サポートしていきます。コロナウイルスの影響で、新年度の税収の落ち込みが心配される地方財政の下支え、行政のデジタル化の加速、5Gが主流となる情報通信ネットワークの充実と活用、菅総理が打ち出された携帯電話料金の引き下げなど、当面する課題も数多くあります。国会でも総務委員会で問題意識を持って取り組んで来た分野で、心新たに職責を果たしていきます。
先週の1日(木)、国会閉会中でもあり、日帰りで富山に戻り、県立高岡高等学校の創立122周年記念式典に同窓会長として出席、挨拶の機会を頂きました。今春は、高岡西高校との統合で、新たな出発となったものの、コロナウイルスの影響で休校を余儀なくされました。教職員・在校生の皆さんの、かつてない苦労を推し量りながら、それだけに、世界が直面している大きな課題を乗り越えていく可能性を秘めた若い力に大いに期待を込め、活躍を祈りました。恒例の卒業生による記念講演は、首都圏同窓会長で、元総務審議官の吉崎正弘さんが講師を務められ、一人一人の多様性を大切にして、大いに羽ばたいて欲しいとエールを送られました。
3日(土)は久しぶりに行事に恵まれた一日でした。朝は、昨年大和百貨店が撤退した御旅屋セリオビルに移転した、高岡地域地場産業センターのオープニング式典に出席しました。業界の皆さんには、移転に伴う不安もあったのですが、中心市街地に出て、展示売り場や体験コーナーも今日風にリニューアルし、地元のみならず観光客もターゲットとして、新たな一歩を踏み出して下さりました。銅器・漆器・彫刻・木工・和紙・菅笠など伝統工芸品のPRはもちろん、街なかの賑わい創出への貢献も期待されます。次いで、伏木・氣多神社境内の大伴神社にて、大伴家持卿顕彰祭を催行しました。春の献花祭はコロナの影響で中止しましたが、秋は対策をして実施できました。一方、「万葉集全二十巻朗唱の会」は、参加者がそれぞれ動画を収録しての「リモート開催」となりましたが、富山に行かずとも参加できるというメリットもあり、「新しい様式」の試みとして評価されるものと思います。午後からは、伏木校下婦人会70周年式典の記念講演として、「万葉集とともに」と題し、自分と万葉集との関わりについて、国政でのエピソードも交え、お話しました。万葉歴史館の坂本館長にも聴いて頂き、生半可な知識の披露は赤面ものでしたが、自分なりに充実感のあるひと時でした。依頼頂いた辻会長にも感謝しています。次号からは、総務部会長としての活動など、報告していきます。