今号は2週まとめて地元と東京の報告です。富山では、16日(土)朝、高岡市伏木の大伴神社にて、恒例の「大伴家持卿献花祭」を顕彰会長として主催しました。午後からは南砺市で党城端支部、上平支部の総会に出席し、翌17日(日)は党利賀支部、平支部の総会にも出席しました。昨年秋の総選挙の御礼と併せ、夏の参議院選挙での野上浩太郎議員への支援をお願いしました。南砺市土地改良区の設立記念式典にも出席し、旧町村の5改良区の大同団結に敬意を表しながら、当面の課題である農地整備事業の早期着手に向け、国・県が連携し、知恵を絞って努力することを誓って挨拶しました。
23日(土)朝は高岡市伏木の勝興寺での「高岡茶会」にお招き頂き、春の到来を寿ぐおもてなしに、「玉くしげ 二上山に 鳴く鳥の 声の恋しき 時は来にけり」と、万葉集の朗唱で御礼に替えました。次いで高岡市射水神社の春の例大祭に参列し、富山市で第70回党県連定期大会に出席しました。参院選に向けた選挙対策本部の設置が承認され、総括責任者を仰せつかりました。4選を目指す野上議員は、この6年間に官房副長官、農林水産大臣と要職を歴任され、我が国が当面する課題を克服・前進する上で、中央政界に必要不可欠な存在です。ご本人のスローガン、「地方から日本を立て直す」に沿い、富山と日本の未来のために支援を呼び掛けます。夕刻、高岡市の党福岡支部、射水市の党大門支部、党砺波市連合支部の総会と、続けて出席しました。コロナウイルスの影響下、感染対策を取って3年ぶりの開催に漕ぎ着けたこと、嬉しく思いました。
一方、国政の当面する課題は、引き続き、コロナ、ウクライナ、原油価格・物価高騰です。コロナウイルスについては、第6波が収まり、北海道、沖縄など一部地域で第7波にも見える感染再拡大が見られるものの、東京・大阪など大都市圏の感染者数は漸減傾向が続いています。3回目のワクチン接種者が6500万人と国民の半数を超え、65歳以上では87%に達した効果が表れていると思います。政府は引き続き60歳以上の方々等の4回目接種を進め、徐々に社会経済活動の回復を図っていく方針です。ロシアのウクライナ侵略は2か月を超え、同国東部地域の戦線の動向が焦点となっています。民間人の死傷者が多く出るなど、深刻な状況であり、欧米諸国と足並みを揃え、ロシアに制裁を課しながら、撤兵を粘り強く求めなければなりません。原油価格・物価高騰については、本24日(火)、補正予算の編成を含む総合緊急対策が決定されました。これら当面する諸課題に機動的に対応することが今の岸田内閣に求められる使命だと考えます。
22日(日)、北海道知床半島で観光船が遭難し、11人が死亡、15人が今も行方不明となっています。亡くなられた方にお悔やみ申し上げ、事故の原因究明・再発防止を強く望みます。