9月に入っても暑い日が続き、富山では水不足も心配される状況です。8月24日(木)からALPS処理水が海洋放出されており、中国から水産物の輸入停止など厳しい措置がとられる一方、国内では福島県沖で漁獲される「常磐もの」に目立った影響はなく、多くの国民の理解と支援の賜物と感謝申し上げます。
先月28日(月)の朝、南砺市にて金沢福光連絡道路整備促進期成同盟会総会が開催され、会長として出席しました。南砺市太美山の刀利ダムから県境にかけて冬季間の通行止めを解消し、金沢市湯涌温泉などへの良好なアクセスを確保したいとの思いで四半世紀にわたって要望を続けている事業です。近年、富山県において車両すり替えのための退避場の計画的な整備やダムサイトの整備可能性の調査を進めており、バイパス整備の可能性も含めて両県にて協議していきたいとの当局の方針につき、その促進に努めていきます。
同日夕刻に上京し、中央省庁の県出向経験者と県議会議員の皆さんとの懇談会(ふくらぎ会)に県選出国会議員として出席しました。昨年は出席者を絞っての開催でしたが、今年は新田知事も出席して4年ぶりのフル開催となり、今春当選の新人県議の皆さんにはネットワークを広げる良い機会にもなったと思います。
29日(火)午前、党政調全体会議が開催され、最近再び値上がり基調にある燃油代について、9月末終了予定の国の価格抑制措置の扱いが議論されました。足元の原油価格の高騰と円安傾向を受けて、春の賃金上昇でのカバーは未だ難しいとの判断から、この措置を年末まで延長するよう政府に提言することになりました。併せて、9月末までの電気・ガス料金の激変緩和措置についても、当面の継続を求めることに決しました。本来は成長と分配の好循環により、適度な物価の上昇を家計所得の増が上回る姿が望ましいのですが、当面は、緊急避難的措置の継続はやむを得ないと思います。同日午後、地方公共交通議連総会にて国交省から新年度概算要求の内容説明を受けました。地方の公共交通を持続可能なものとするべく、国も補助など一定の役割を果たすこととされた通常国会での法改正を受けて、鉄道資産を移譲する際の登録免許税や不動産取得税の減免を制度要望しており、年末の党税調で応援します。
31日(木)、防衛財源に充てるため、NTT株式を売却しては、という問題意識で党政調に設けられたPTの第2回会合に出席しました。固定電話のあまねく提供義務を、ブロードバンド時代にどう変えていくかなど、NTT法の改正を含めて議論していきます。同日夕刻、南砺市議会のOB・現役の皆さんとの懇親会に出席し、1日(金)朝に地元に戻って、砺波市でJAとなみ野の稲種センター竣工式に出席しました。3日(日)は京都に出向き、全国山・鉾・屋台保存連合会の5年度総会に出席しました。詳細は次号にて。