国政報告(第693号)

 「暑さ寒さも彼岸まで」の言われの通り、今日(26日(火))の東京はひんやりとした朝を迎えました。さて、22日(金)の党人事で、国会対策委員会副委員長を拝命しました。平成26年秋から一年間、議事進行係を兼ねて務めて以来、8年ぶりになります。担務は未定ですが、高木毅委員長の下、これまで積んできた委員長、筆頭理事の経験も活かし、円滑な国会運営に資するよう努力します。

 先週の20日(水)、新宿区にある「産業遺産情報センター」を訪問しました。世界遺産に登録されている「明治日本の産業革命遺産」に関わる貴重な資料を展示されています。このほど、世界遺産委員会から求められていた太平洋戦争当時に朝鮮半島から徴用工として従事した方々に係る資料収集により展示を充実されたので、見学に出向きました。加藤センター長はじめスタッフの皆さんの努力により、当時の炭坑の日々の保安記録など貴重な原資料を集められ、多様性・客観性が高まった内容となっており、感銘を受けました。先日、サウジアラビアで開催された世界遺産委員会でも評価頂き、今後、佐渡金山の登録に向けて良い後押しとなりそうです。同日夜は、小矢部市から筱岡県議と後援会の皆様が上京、懇談しました。

 21日(木)は先週に引き続いて平日の富山往復となり、島竜彦さんの叙勲祝賀会に出席しました。永く石油小売販売に携わり、業界発展に尽くされた功績にて受章されたもので、ENEOS社長ほか全国から関係者が集まられての祝宴でした。

 22日午後、東京にて中部縦貫・北陸関東広域道路建設促進同盟会に出席しました。選挙区関係では、東海北陸道の四車線化と金沢福光連絡道路の整備が対象ですが、高岡市長在任中に交流を深めた福井県越前大野市を通る中部縦貫道の福井・白鳥間が令和8年の開通見込みとなっており、その応援を兼ねて挨拶しました。夕刻には地元に戻り、南砺市の五箇山荘にて党の県西部選出県議の方々との懇談会に出席しました。春の県議選で初当選された3名が加わり、総数も1名増えて15名となり、頼もしく、ともに頑張る大切な皆さんです。最近の地域の課題など幅広く語り合いました。

 23日(土)朝は、高岡市福岡地区で「つくりもんまつり」のオープニングで挨拶の後、射水市の伏木富山港(新湊地区)国際ターミナルにてガントリークレーンの更新式典に参列しました。堂故国土交通副大臣の就任後の公務初挨拶となりました。24日(日)朝は定塚校下連合運動会で挨拶の後、南砺市城端地区で第23回ミニ対話集会(次号で報告します。)に臨み、午後は高岡市伏木地区にて大伴家持卿顕彰会総会で挨拶の後、大野久芳前黒部市長の叙勲祝賀会に出席しました。今月はコロナ禍を脱し、お祝い事が多く、経済社会活動の回復を実感しました。ALPS処理水も海洋放出から一か月が経過し、皆様の東北の水産物への支援に感謝しています。

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