10月に入って最初の報告です。報道によれば、通常国会の召集は20日(金)で、政府から与党に伝えられたとの事、来週には国対の打ち合わせも始まるようです。異常に暑さが続いた夏の余韻を払拭して、また持ち場で努力です。
先月24日(日)の南砺市城端地区での第23回対話集会では、曳山収蔵庫への補助、空き家対策の強化、河川管理、消防団のなり手不足対策など多様な質問・意見を頂きました。県と沿線4市が議論を進めている氷見線・城端線の将来構想についても、国の施策で応援できる仕組みが整えられたことを説明しました。毎回、国の広範な施策の中で、自分が知らないテーマに気づかされますが、今回は消防ポンプ車を運転するには準中型自動車免許が必要なこと、その取得費用を自治体が助成する場合は国の特別地方交付税が措置されることを学びました。毎月一回、継続していきます。
27日(水)、地方公共交通議連の視察に参加し、山陰の島根県出雲市、鳥取県米子市を訪問しました。まず、出雲市と松江市を結ぶ一畑電鉄の現況を伺い、電車にも乗りました。県・市の支援を受け、鉄路の改修や車両の更新を計画的に進める一方、昭和初期の退役した電車をリニューアルして専用線で一般客の体験運転を受け付けて収入を挙げるなど、積極的な営業展開に感銘を受けました。
次いで米子市に移動し、伊木市長やJR西日本の皆さんに7月に竣工したばかりの新駅ビルと南北自由通路を案内頂きました。10年ほど前に地元の高岡駅が同様な事業を行っており、規模感、県産材の活用、テナントの構成など新しさを感じました。また、JR西日本管内で2台しか稼働していない転車台も拝見し、蒸気機関車から今日に至る鉄道の歴史の流れを実感しました。その後、国土交通省都市局の「ウォーカブルなまちづくり」政策の支援を受けてアーケード撤去を進める本通り商店街に立ち寄り、市役所で市長ほか皆さんと意見交換しました。人口14万6千人の「県内第2の都市」という位置付けは、私が勤務した高岡市に近く、政治行動を共にしている赤沢亮正代議士の地元である点も含め、親近感がグッと増しました。最後にエネルギーの地産地消を目指す「ローカルエナジー株式会社」にて加藤社長から地域の公共施設で生成される電気を地域の家庭に売電し、資金を域内で循環させる取り組みを伺いました。
28日(木)朝に東京に戻って、県立高岡支援学校の皆さんの国会見学を出迎え、29日(金)の夕刻、富山にて県連の職域・友好団体の皆さんとの懇談会に出席しました。30日(土)は勝興寺国宝指定記念企画展開会式、瑞龍寺での裏千家淡交会許状引渡式、県電気工事工業組合交流会、高岡市中川議長就任祝賀会と行事が続き、1日(日)は射水市の曳山勢揃い式の後、高岡市伏木地区後援会役員会で国政報告をさせて頂き、充実した週末となりました。