6月に入り、梅雨入りも近づいてきました。週末の富山も、1日(土)は好天でしたが、2日(日)は早朝からの豪雨と雷で驚かされました。午後から射水市下地区で献穀田御田植祭式典に参列した際は、突発的な豪雨に見舞われ、挨拶も聴き取れない位の激しい雨音でした。耕作される表様ご一家には、実りの秋を無事お迎えされ、素晴らしいお米を宮中に献上されますよう祈念します。
同日最終の新幹線で上京し、3日(月)を宿舎で迎えたところ、緊急地震速報で能登地域中心に地震が発生した旨、知りました。元旦に被災した家屋の倒壊等の被害の報道もあり、改めてお見舞い申し上げます。29日(水)に党の対策本部総会があり、液状化被害への対応に加え、奥能登の避難者の早期解消、家屋の公費解体の申請、施工の促進、廃棄物の置き場確保を訴えましたが、復旧から復興への局面転換を急ぐ必要を痛感します。31日(金)には政府の本部が開かれ、石川県に520億円の復興基金を措置することに併せて、富山・新潟県には、液状化対策の単独事業に特別交付税で8割補助を行うことが決まりました。同日、新田知事に同行し、堂故国交副大臣、田畑議員とともに岸田総理に面会、御礼を言いました。
一方、政治資金規正法の改正案を巡り、衆院政治改革特別委員会は27日(月)の参考人意見聴取の後、修正協議が進められ、31日に岸田総理と山口公明党代表、馬場日本維新の会代表との会談がそれぞれ持たれ、修正点の合意を見ました。パーティ券の購入者の公開基準を現行の「20万円超」から「5万円超」に引き下げること、政策活動費について内容をチェックする第三者機関を設置し、10年後に領収書等を公開すること、が主な合意点です。3日の国対間の協議により、修正案は4日(火)に岸田総理出席の下、委員会で質疑・採決された後、同日の本会議で可決・参議院送付となる見込みが立ちました。これで、派閥の政治資金収支の不記載問題は、事案の把握、関係者処分、再発防止策づくりの一連の対応が曲がりなりにも決着します。国民の皆様に大きな政治不信を招いたこと、ルールを守るという最低限のコンプライアンスができていなかったことなど反省し、政策実現を通じた信頼回復に取り組んで行きます。1日には党高岡市連、福岡支部の総会にて、この旨挨拶で述べました。また、角田高岡市長後援会の懇親会にも出席しました。
先週は29日(農林水産委)、30日(木)(地方活性化・こども・デジタル特委)と、各20分の質問に立ちました。農水委では一般質疑として、能登地震への対応、米の高温障害対策などを尋ねました。地こデジ委では法案質疑に併せて、文化庁の京都移転に続く中央省庁の地方移転の促進を訴えました。今国会は都合4回質問に立つことができ、日頃の問題意識を万葉集の歌とともに会議録に残すことができました。会期末まで、もうひと頑張りです。