国政報告(第733号)

 梅雨明けを前に真夏を思わせる暑さに見舞われ、地球温暖化を実感させられます。昨年の線状降水帯による豪雨も思い出され、防災意識も持ちながら、夏場を乗り切っていきたいです。

 7月に入り、1日(月)は高岡市で中日本高速道路株式会社の高岡工事事務所の開所式に出席しました。今春、東海北陸自動車道の四車線化工事が最後の未着工区間(白川郷~清見)でも始まったことから、高山、高岡の二つの工事事務所で分担して施工を促進することになりました。既に県内では小矢部砺波JC~南砺、福光~城端間が供用されており、明かり区間、トンネル区間ともに順調に工事が進んでいます。最後は全長10kmを超える飛騨トンネルをもう一本掘る難工事が控えていますが、全区間四車線化に向け、沿線自治体の皆さんとしっかり取り組みます。

 2日(火)、3日(水)は第三選挙区内の6市の市長さんをお訪ねし、来年度予算編成に向けた重点要望事項を伺いました。毎年恒例の活動ですが、今年は能登半島地震からの復興を中心に、地域の基盤整備や少子化対策等の制度改善などが提起されており、各省庁にも伝えるとともに、実現に向けて努力します。

 週の後半は東京に戻り、4日(木)は党東日本大震災復興加速化本部事務局長として福島に出向きました。夏に予定している復興加速化のための与党提言(第13次)に盛り込むべき事項について県庁幹部の方々と意見交換しました。帰還困難区域に特定帰還居住区域を設けて希望する住民が帰還できるようになり、東京電力福島第一原発のALPS処理水の海洋放出が始まるなど、復興は一歩一歩前進しています。今後、さらに解決すべき課題を与党として提示し、政府の取り組みを促すべく、提言案を練っていきます。

 週末は再び地元に戻り、6日(土)朝、田中昌史参議院議員を囲む県理学療法士の皆さんの集いに出席しました。医療・介護の現場でリハビリなど患者に欠かせない治療を担う職種として、理学療法士は全国に34万人おられ、平均年齢は34歳との由。田中議員には、職域代表として現場の想いを国政に届けるべく、益々の活躍を期待致します。午後には、高岡市選出の嶋川武秀県議南砺市選出の武田慎一県議の集会で挨拶した後、選挙区内6市の市議会議員有志で結成頂いている「慶政会」の総会・懇親会に出席しました。会長は2年半務めて頂いた嶋田茂氷見市議から才川昌一南砺市議に、幹事長は狩野安郎高岡市議から曽田康司高岡市議にそれぞれ交代となりました。会員市議の皆さんの支援に感謝し、昨年来亡くなられた赤池伸彦南砺市議、雨池弘之砺波市議、福島正力小矢部市議のご冥福をお祈りして国政報告させてもらいました。7日(日)朝、党県連女性部のハッピーオレンジ運動(児童虐待防止の啓発活動)の冒頭で挨拶の後、上京しました。地元・東京の往復が続きます。

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