9月も、はや中旬に近づき、「210日」の時節です。台風10号は1日(日)に紀伊半島を過ぎたところで熱帯低気圧に変わり、富山では時折強い雨が降ったものの、目立った被害は生じませんでした。8月31日(土)の射水市での党大島支部大会など、台風に注意しながらも無事開催され、挨拶させて頂きました。東海道新幹線は3日間にわたり計画運休となるなど、社会活動や観光には大きな影響がありましたが、地球温暖化の影響下、厳しくなる気象現象への防災面での備えが必要なのだと思います。
さて、総裁選への対応ですが、特に石破議員と同期の小泉議員から強い要請を受けましたが、これまで3度推してきて、「最後の総裁選」と決意されて臨まれる石破議員の陣営に参加、推薦人もお引き受けすることに決めました。小泉議員にもお詫びの連絡を済ませ、3日(火)から態度を鮮明にしています。選挙は12日(木)にスタートし、27日(金)の投票日まで各候補の政策が開陳され、論戦が交わされます。結果はどうあれ、実りのある議論となり、今後の党勢、国政に資する活動となるよう期待しています。
先週は、各省庁から概算要求の主要事項の説明を受けながら、日程をこなす毎日でした。3日、県建設業協会砺波支部の藤井支部長ほか役員の皆さんが上京され、国土強靭化事業の継続、物価高・働き方改革を踏まえた単価引き上げと事業量確保について要望されました。政府も物価動向を踏まえた予算編成を考えている旨、回答し、努力を約束しました。4日(水)、都知事選の選挙ポスター等の事案に対処する公職選挙法改正に向けた超党派の実務者協議がもたれ、呼び掛け人の逢沢党選挙制度調査会長と一緒に出席しました。ポスターの品位保持の努力義務を候補者に課すこと、営利目的の利用には罰則を設けることなど、自公両党で協議した結果を披露し、意見交換の上、それぞれ党内に持ち帰って検討する事となりました。合意できるものなら、臨時国会など早期に立法したいところですが、情勢を見極める必要があります。5日(木)、「佐渡島の金山」の世界遺産登録について理解頂いた韓国大使館を訪問し、朴大使ほか皆さんに御礼のご挨拶をしました。これで、党PT座長としての務めはほぼ果たせたかな、と思います。6日(金)はお台場のビッグサイトで開催されているギフトショーに出向き、地元から出展されている方々のブースを回ってきました。
週末の地元では、7日(土)朝、来月施行の県知事選に向けた新田八朗知事の選挙対策本部の立ち上げ会議に出席し、総括責任者を仰せつかりました。1期目のこの4年間、コロナウイルスや自然災害への対応を始め、日夜精力的に執務され、県民とのふれあいを大切にしてこられた政治姿勢に感謝し、良い成績で2期目のスタートが切れるよう努める所存です。次号からは、「総裁選」です!