週末の28日(土)に能越自動車道の氷見七尾道路が開通、3月1日(日)には北陸自動車道の高岡砺波スマートインターと東海北陸自動車道南砺スマートインターが供用開始となりました。北陸新幹線開業まで後2週間のタイミングで県西部の交通ネットワークが一段と整備されました。特に七尾とは、新高岡駅から能越道高岡インターを経由してほぼ1時間で結ばれ、南の飛騨高山同様、新高岡駅が最寄り駅となります。文字通り、「飛越能86万人の玄関口」として開業を迎える事になりました。
スマートインター事業は、以前は開発型インターチェンジとして地元が設置費用を負担しなくてはならず、県内でも北陸道の富山西インターが整備されたのみでした。しかし、ETCの普及を背景に、高速道路の利便性を高める観点でインターチェンジを増やす方針が打ち出され、中日本高速(株)がインターの主要部分の建設費用を負担する事に変わりました。県内では、この方式で、流杉と入善がパーキングエリアをインター化しており、今回の新たな2インターは、本線直結型という点で新しい形態です。現在、能越道で氷見南インターが本線直結型として整備が進んでおり、県西部は東西南北で各地域でインターが活用できる時代を迎えました。
1日の夜には、最終1本前の「はくたか」と、「とき」を越後湯沢で乗り換えて上京しました。越後湯沢駅は雪降りで、この乗り換えも自分にとってはいよいよ最後かと思うとちょっとシンミリでした。
週明けは、2日(月)から衆院予算委員会が続行で、4日(水)に地方公聴会で金沢と出雲に出向いた以外は、連日7時間の審議が続いています。この間、総務委員会は3日(火)に高市大臣の所信を聴取し、5日(木)に質疑が行われました。来週は9日(月)に中央公聴会、10日(火)の各省庁別分科会が決まっており、13日(金)の衆議院通過を目指しています。この間に、国税・地方税の改正法案の審議も終える予定です。さらに、各委員会でも所管大臣の所信聴取の準備に入るなど、国会対策委員会では各副委員長の動きが活発になってきました。私も担当の総務委員会、東日本大震災復興特別委員会の運営の根回しに携わっています。
この間、党政務調査会でも様々な政策分野の会合があり、民営化を見据えた日本郵政グループの在り方、今後の道州制の進め方、来年から交付されるマイナンバー・カードの普及方策、財政再建の新中期目標の内容など、多様な分野で検討が進められています。日・EU議連、栄養士議連など各議連も相次いで開催され、1月からスタートした国会もいよいよ中盤戦です。予算案、日切れ法案と順次案件を整理し、統一地方選を挟んで、ゴールデン・ウイークに向け、内閣提出案件の審議促進に努めて参ります。もちろん、TPPや原発再稼働、沖縄の基地建設など重要課題もフォローしていきます。