国政報告

国政報告(第277号)

 ゴールデン・ウィークが始まり、晴天の下、富山は北陸新幹線開業効果で各地とも観光客で賑わっているようです。私も28日(火)に戻って5月6日(水)まで、殆ど地元で過ごす予定です。29日(水)は恒例の南砺市の植樹祭に出席、30日(木)は県高岡文化ホールで「ラ・フォル・ジュルネ金沢2015」のクラシック・コンサートを聴いてリフレッシュさせてもらいました。

 24日(金)に、文化庁の新たな文化財活用施策である「日本遺産」に全国から18件が選定され、高岡も前田家に開かれて400年の町の歴史をテーマとして選ばれました。平成18年以来、世界遺産登録という高い目標を掲げて市内の文化財に磨きをかけ、前田墓所や高岡城跡の史跡指定、金屋町の伝統的建造物群保存地区指定、雨晴海岸の名勝指定、と息長く努力を重ねてきた成果だと思います。市民レベルでも、今月、「平米町」、「袋町」の町名復活が実現し、25日(土)には御車山会館オープンという絶好のタイミングでの選定でした。県・市において、勝興寺の修復などさらに資産に磨きをかけ、「歴史文化都市」としての充実を図ってほしいと思います。さらに、江戸時代以降の歩みのストーリーを県西部一帯に広げ、各地の祭りや寺社を巻き込んだ流れを作っていくことで、「連携中枢都市圏」の取り組みの一つの分野にできるのでは、と考えます。

 一方、国会は28日に衆院本会議があり、国民健康保険の運営主体を市町村から都道府県に広域化する法案などを可決し、参院に送付しました。新年度予算が4月にズレ込んだものの、その後は各委員会で案件審議が着実に進んでいます。連休明けは、12日(火)に派遣労働法案、14日(木)に農協改革法案をそれぞれ本会議で趣旨説明・質疑することで与野党合意しています。15日(金)には今国会の主眼ともいえる安全保障法案が閣議決定・国会提出の予定であり、大詰めを迎えます。

 30日未明には、訪米中の安倍総理が上下両院議員の前で演説され、過去の反省に立ちつつ新時代の日米協力関係の構築について、オバマ大統領との首脳会談も踏まえた形で表明されました。TPP交渉、沖縄の基地問題、そして後半国会での安全保障法案審議へと、日米関係の進展と我が国の国益を勘案しながら、「ウィン・ウィン」の解決を目指さなければなりません。

 私の所属する国会対策委員会も、連休明けからが今国会の成果を問われる正念場です。毎朝9時10分からの正副委員長会議でリアルな情報を共有し、担当委員会の円滑な運営に与党理事と協力して汗をかく。経済成長と財政再建の両立を始め、国の当面する大きな課題や選挙区の課題に想いを巡らしつつ、持ち場での任務を果たしていきます。

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国政報告(第276号)

 先週末の17日(金)の夕刻は富山に戻らず、党の沖縄振興調査会として宮腰会長代理とご一緒に沖縄へ飛びました。明18日(土)、先月末に米軍から先行返還された宜野湾市の西普天間地区約50haの今後の活用について、政府の予算・税制面の対応の報告と地元要望の聞き取りを行いました。昨年、調査会の下で島尻安伊子参院議員が座長、私が事務局長となってワーキング・チームで施策を提言し、年末の税制改正・予算編成で認められた内容を、宜野湾市役所で佐喜真市長や又吉地主会長に報告しました。島尻先生のほか、現地では西銘代議士、宮崎代議士も出席しました。地元からは、土地が返還された新たな段階で、支障物件の除去、埋蔵文化財の調査を促進し、一日も早く土地が有効活用できるよう、国の支援を要望されました。当地には琉球大学医学部と附属病院が移転新築される計画であり、国・沖縄県・宜野湾市・琉球大学が一体となって事を進める必要があります。折しも、17日には安倍総理と翁長知事の会談が初めて実現、辺野古沖での基地建設を巡る隔たりは未だ大きいものの、先行返還された西普天間地区の整備を目に見える形で進める事で、問題解決に寄与できればと思います。

 土曜は、羽田経由で新幹線開業以来初めて、飛行機で富山に戻り、高岡青年会議所シニア会の例会で北陸新幹線開業後の県西部や高岡の発展について、過去の問題解決の取り組みを振り返りながら話をしました。皆の力を結集したからこそ、「かがやき」の臨時便の停車が開業初日から実現した事を実例に、新幹線、能越自動車道、北陸自動車道高岡・砺波スマート・インターなどを基盤に、民間の様々な発想と力で地域を盛り上げて行こう、と問題提起しました。

 19日(日)は、県等主催の富山湾サイクリングの出発式から顔出しし、夕方から党城端支部上平支部の総会に出席しました。20日(月)は、3回目となる臨時「かがやき536号」で上京し、砺波市般若支部の皆さんの国会見学を迎えました。気候も良くなり、新幹線の「一人一乗車運動」も兼ねて、今後も国会見学の申し込みが続くようです。21日(火)は午前に総務委員会、昼休みに委員会審査を終えた案件を処理する本会議、午後は初めて春の園遊会に夫婦で出席させて頂きました。赤坂の東宮御所内の庭園で、しばし首都の中心部に居る事も忘れ、両陛下はじめ皇族方を遠目に拝顔させて頂きました。

 22日(水)は、朝7時から北陸四県農政議連の総会が開かれました。各県JA中央会や単位協同組合の組合長が出席される中、TPP交渉と米価の現状が政府から報告され、国益を守る姿勢での交渉継続はもちろん、厳しい経営環境にある農家を支える諸制度の立案に汗をかくよう、要請を受けました。TPPは米国の大統領選が迫る中、国益を守ると言う公約に沿って正念場を迎えています。

 23日(木)は、本会議にて個人情報保護法の改正案の趣旨説明・質疑の後、党本部で財政再建特命委員会に事務局長代理として参加、「議論の中間整理」を巡り、関係議員の皆さんの活発な議論を司会者として捌かせて頂きました。昨年秋に国対副委員長、議運オブザーバーとなってからは、政調の部会とのかかわりが全体として薄くなっているものの、情報通信、放送、文化、財政再建など、いくつかのテーマで事務局長を仰せつかり、委員長を助けて活動しています。来週以降は、党での活動も逐次紹介していきます。

 以上、新緑が目に優しい東京からの報告と致します。

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国政報告(第275号)

 四月も半ばを過ぎ、東京は若葉の萌える候となりました。今年は寒い日も時々ありますが、暖かくなると街もどこかしら春の匂いが漂い、新年度を感じさせてくれます。週末の地元はちょっと寒かったですが、高岡で「千保川桜クルーズ」のオープニングと万葉なかよし保育園の竣工式、南砺で消防団十周年記念式典に出席しながら、県議選の結果を待ちました。我が党は全県で定数40に対し、32人を公認し、うち30人が当選を果たし、現有勢力をそのまま維持する結果となりました。県西部では、14人中13人が当選を果たす結果となりました。新たに当選された方々としっかり連携して地域の諸課題の解決にあたります。

 東京の動きとしては、先週後半、中国の全国人民代表大会から吉団長ほか代表団が来日、9日(木)、10日(金)と衆議院議員運営委員会との第8回日中議会交流として会議が持たれ、私も日本側代表団の一員として参加しました。国際情勢、経済、貿易、環境・エネルギー、文化・スポーツ交流など幅広い分野にわたり、認識の一致・不一致を含め、率直な意見交換ができ、引き続き交流を積み重ねて行く事を申し合わせました。私も松村謙三先生を偲びながら、漢詩と万葉集を披露し、文化面での交流継続を提起させて頂きました。日中、日韓ともここへきて交流拡大の動きが出ているのは、外交面のプラス材料だと思います。

 週明けの13日(月)は国会も動かず、地元で新高岡駅、高岡広域圏クリ―ンセンター、JCHO高岡ふしき病院の病児保育事業など、前々から一度しっかり見ておきたかった施設の見学ができました。慶友会役員の皆さんとの懇談会の後、夜のはくたか578号で上京、14日(火)からは、衆院本会議で取り扱う法案の趣旨説明・各党質疑が始まりました。最初の国民健康保険法一部改正法案では、国民健康保険の運営主体を市町村から県に広げる事が主眼で、各県毎に医療費総額のコントロールを義務付けるものです。続いて16日(木)の電気事業法案は、業界改革の第3弾として、電気を発電する事業者と送電する事業者を法的に分離し、消費者の利益となる料金設定や供給者変更など、規制改革を進めるものです。

 これらの案件を始め、各委員会で内閣提出の法案・条約の審議が一斉に始まり、ゴールデン・ウィークを過ぎれば、通常国会も後半のヤマ場を迎えます。労働者派遣法一部改正法案、地方創生関連三法案など重要法案が審議を待っており、注目の新たな安全保障法案は来月15日(金)の閣議決定・国会提出の予定です。私が国会対策副委員長として関わる小委では、東日本大震災復興特には案件が無く、総務委員会では16日に審議入りした電気通信事業法案ほか3件を扱う予定です。

 この間、15日(水)には砺波市の陸上自衛隊富山駐屯地の拡張を求める協力会の上田会長ほか一行が上京され、石破大臣や原田防衛政務官への要望活動に小生も同行しました。災害発生時など緊急時に大型ヘリの離発着を可能にする整備を求めておられ、県市の後押しもあって、防衛省の調査結果が25年度末にほぼまとまった所なので、工事の具体化への期待も高まっています。

 一方、国政全般では、安倍総理訪米に向けてTPP交渉の行方が注目されるほか、原発再稼働、沖縄の基地問題についても少しづつ動いている感じがあります。先に触れた外交面の前進の動きを含め、国の前進を念頭に活動して行きます。

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国政報告(第274号)

 先週末の富山は桜がほぼ満開となり、週明けの東京ははや見頃を過ぎたところで、思いもよらぬ寒波でわずかですが、都心でも四月の雪となりました。この間、3日(金)から富山県議会選挙が始まり、選挙戦となった射水・氷見・高岡3選挙区の党公認候補9名の方々の個人演説会に1か所ずつ出てきました。全国的にも無投票が多く、有権者の皆さんの関心を高めるが課題となっており、各陣営ともに地域に如何に浸透させていくか、悩みながらの戦いです。今週末の12日(日)には全員当選となるよう念じながらの報告です。

 選挙応援のほか、週末は高岡・射水地区寿野球リーグの開会式射水神社が伊勢神宮から頂いた鳥居の奉曳式勝興寺まちづくり協議会総会高岡商工会議所青年部総会理容組合高岡支部総会と、ご挨拶させて頂きました。新年度に入り、様々な活動が想いも新たに前進しており、それぞれに地域の皆さんが積極的に関わっておられる姿に元気づけられて、6日(月)に上京してきました。

 今週の衆議院は7日(火)に本会議があり、福島復興特別措置法改正案ほか3本を可決、参議院に送りました。その後、各委員会で法案の審議が進み、次回の本会議は14日(火)となります。参議院では新年度予算案の審議が大詰めとなり、与党側は9日(木)の成立を目指しています。その後は各省庁において速やかに執行に入るので、県内での国の事業の進捗状況も次回には報告できそうです。

 この間、毎朝9時10分からの国会対策委員会正副委員長会議に出席して国会全体の流れを把握しつつ、政務調査会の会合で関心のあるものに出たり、各省庁からのレクチャーをお願いしたりしています。8日(水)に中国の国会に当たる全国人民代表大会のメンバーが日中議会交流のため来日され、衆議院議員運営委員会理事・オブザーバーとの間で9日(木)、10日(金)と会議が開催されます。私も議運の一員として参加するため、週末まで東京に残っている訳です。日中議会交流は毎年交互に相手国を訪問しあう事とされていますが、最近の日中関係の緊張を背景に2年余り途絶えていたものが復活した所です。議員交流は政府の公式見解をぶつけ合う場ではなく、お互いの見識の下に意見交換を通じて相互理解を深めるものであり、政府間の交渉が停滞しがちな現状であるだけに、関係を解きほぐす役割が期待されているものと思います。もとより、国益を損なうような主張をする訳ではありませんが、政治面のみならず、経済、文化など幅広い交流の視点から率直な意見交換となり、議員間の関係が強化されれば、との思いで臨みます。

 さて、国政全般では、先週末の菅官房長官の沖縄訪問、翁長知事との会談は、普天間基地の機能の辺野古への移転について、双方の主張が平行線ではあったものの、対話のスタート台には立てたと評価しています。3月末に先行返還された西普天間地区の有効な活用については、私も島尻安伊子座長の下、ワーキングの事務局長を務めた縁もあり、来週末の沖縄現地の訪問を含め、今後とも持ち場で努力し、少しでも国・県の意思疎通のお役に立てれば、と思います。

 このほか、日本郵政グループの秋の上場をにらんだ中期経営計画の策定、地球温暖化対策として我が国の二酸化炭素排出量の削減目標の再設定、2020年に向けた新たな中期財政目標の設定など、課題は目白押しですが、厚みのある議論の上に「決めるときは決める」との意気込みで努力していきます。

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国政報告(第273号)

 新年度に入った今週、東京は週明けから桜が満開となり、まさに春本番です。富山は来週からが見ごろでしょうか。今週も「はくたか」での往復となりました。新高岡駅は、春休み中とあって、新幹線を見に来る方、富山・金沢など隣接の駅との間を往復乗車する方などで賑わっており、周辺の駐車場も満杯とのこと。この活気を地方創生へと結び付けたいものです。

 30日(月)は、暫定予算が審議され、午前が衆議院、本会議で参議院に送付して午後には成立となりました。ついで、31日(火)は参議院で年度末を迎えて必要な案件の処理が都合12件なされ、私の担当では、懸案だったNHKの新年度予算の承認が無事済みました。当面は、参議院にて新年度予算案の審議が続き、自然成立を前に、来週後半には採決・成立の見込みです。通常国会もいよいよ内閣提出の個々の法律・条約案の審議に移り、明2日(木)には、衆議院の東日本大震災復興特別委員会で福島復興特別措置法の改正案が審議・可決の見込みです。

 統一地方選は、先週26日(木)の知事選からスタートしていますが、3日(金)には富山県議選も告示となり、選挙日程もにらんでの国会運営となります。今の所、衆議院は7日(火)の本会議で各委員会で採決を終えた案件を採決する予定です。与党国会対策委員会とすれば、まずは本会議で趣旨説明・質疑を求められる案件の扱いを急ぎ、5月半ばには全体の目途を立てたい所です。後半国会の目玉は、安全保障法制と言われており、審議時間を十分確保できるよう、先行する各案件の適時適切な処理が望まれます。

 1日(水)に発表された日本銀行の短観によれば、景況感は引き続き底堅く、特に雇用面で人手不足が感じられる位に引き締まっています。アベノミクスの「三本の矢」が放たれて3年目に入り、異次元の金融緩和(国債買入れ)にもそろそろ「出口戦略」が求められ、また、成長の実感が全国津々浦々へ波及しなければならない時期です。消費税の10%への引き上げは2年先となりましたが、社会保障改革を始め、我が国の当面する課題の解決はまさに正念場です。TPPは、今月26日(日)からの首相訪米がオバマ政権下では最後の妥結の機会となります。ギリギリの交渉になるものと思われますが、大統領選を前に、米側にまとめる力が残されているかがポイントです。九州電力川内原発は、夏場の再稼働に向けて最後の関門となる使用前の実地検査が先月30日から始まりました。引き続き、関西電力高浜原発、四国電力伊方原発が原子力規制庁の審査終了に近づいています。そして、沖縄では、辺野古基地建設を巡り、国のボーリング調査が環境を破壊する可能性があるとして、翁長知事が作業停止の指示を出し、これを農林水産省が無効とするなど、対立が続いています。こうした中、このほど米側から先行返還された西普天間地区の返還式が週末に行われるのに合わせ、菅官房長官が知事と会談する予定であり、意思疎通が期待されます。これらの課題を含め、国政の進展に持ち場で努力していきます。

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国政報告(第272号)

 先週末は新幹線「はくたか571号」で富山に戻り、21日(土)には25回を迎えた南砺市井口の椿まつりのオープニングに出席しました。「春一番 椿の花で おもてなし」の標語に、「笑顔広がる井口の里」と下の句を付けてご挨拶しました。

 23日(月)は再び「かがやき536号」で上京し、年度末に向けた衆議院の案件処理に携わりました。まずは総務委員会で扱うNHKの新年度予算案です。籾井会長の発言やハイヤー代立替え等、野党側から質疑の要求があり、24日(火)の午前に3時間取り、夕方から予算案本体の質疑に入りました。与党が1時間、翌25日(水)午後に野党4時間の質疑の後、討論・採決となり、与党側の賛成多数で承認する事に決しました。委員会の最終局面で、民主党を中心に籾井会長を巡る問題が納得いかないとの理由から採決は時期尚早とのクレームがつき、一部委員が委員長席に詰め寄る事態となりましたが、大きな混乱にはならず、国会対策委員会の担当副委員長としては胸をなでおろした所です。

 確かに、就任して2年目の籾井会長の言動には誤解を招きかねない事例があり、本人が訂正した場合もありますが、NHKの会長は国会が同意して政府が選任した経営委員会に任免権があります。経営委員会としては会長に厳重に注意している状況にあり、一義的にはその判断を尊重すべきです。さらに、ハイヤー代立替えについては、経営委員会の組織である監査委員会の調査結果が出ています。立替えが反復継続していたのなら問題は重大ですが、一度だけの事で、事務上のミスという調査結果では、国会質問で追及を続けるのは適当ではないと思います。結局、民主党の委員の皆さんの繰り返しての質問には無理が感じられるようになり、この時点での採決は妥当であったと思っています。

 NHK予算案は、26日(木)の衆院本会議で承認され、参院に送付されました。31日(火)までに参院の審議が終われば、年度内成立となります。予算案本体については、東京都渋谷区に所在する本部放送センターの建て替え費用が3400億円と見積もられており、これに備えるための積立金が1000億円を超える状況です。そろそろ、新センターの具体的な構想・建設計画が示されるべきであり、受信料引き下げ等の国民への追加還元ができない事の説明をもっと充実させるべきではないかと考えます。

 一方、東日本大震災復興特別委員会も26日午前に大臣所信に対する質疑が3時間持たれた後、福島復興特措法の改正案の趣旨説明を受け、審議入りしました。与党側とすれば、法案質疑は来週にも済ませたい所です。

 かくて、衆議院側とすれば、年度内の審議をほぼ終えてきており、27日(金)に提出される暫定予算案を30日(月)に衆参の予算委・本会議で成立させる予定です。今週の私の動きは、総務・復興の2委員会の開催、審議促進を働き掛ける事が主眼でした。ある程度は課された仕事をやり遂げたようで、議事進行係を含め、後半国会も精進して行きます。

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国政報告(第271号)

 先週末は、新年度予算案を処理した衆議院本会議が13日(金)の午後7時に終わり、そのまま東京駅へ直行し、午後8時12分発の上越新幹線「とき」号に乗車しました。ぼたん雪が舞う越後湯沢駅で、最終の在来線特急「はくたか」に乗り換えました。「ラストラン」ということで、多くの鉄道ファンが乗車する中、途中の十日町駅や松代駅では地元の皆さんの手振りを受けながら、深夜に高岡駅に到着、帰宅は午前零時少し前でした。

 明けて14日(土)、待望の北陸新幹線開業の日は、事前の天気予報では「曇り時々雨」だったのが、時折日差しも射す穏やかな朝となりました。午前6時40分から新高岡駅の開業式、そして午前7時28分発の臨時列車「かがやき536号」に合わせ、ホームでテープ・カットをさせて頂きました。1964年の東海道新幹線開業から半世紀、多くの先人の皆さんの努力の積み重ねで、ここに富山県も「新幹線時代」を迎える事になりました。今を生きる一人として、この瞬間に立ち会えた事を喜び、先達に感謝し、将来に向けて、新幹線・高速道路を活用した地域発展に努める決意を新たにしました。城端線にも新高岡駅が誕生し、新駅の南北の広場、駐車場も一斉にオープンし、「飛越能86万人の玄関口」が誕生しました。

 同日、県西部6市の市議会議長会が発足、かがやき停車実現の運動をきっかけに相互交流・協力関係が深まった事を土台に、圏域の一体となった発展のために活動していく事が申し合わせられました。15日(日)に党井口支部の総会に併せて国政報告をさせて頂き、16日(月)は早速、「かがやき536号」に乗車して上京しました。新高岡・東京間2時間28分、乗り換えなしで、W7系の新型車両は揺れも少なく、快適な乗り心地でした。35年前、学生時代に特急「白山」で6時間半かかった道のりをその3分の1の時間で行き来できる訳です。引き続き、速達型「かがやき」の新高岡駅停車本数の増に向け、一住民としても利用に努めていきます。

 今週の国会は、予算案が参議院に送られ、衆議院側は年度内に成立させなければならない法案が審議入りしています。私の所属する国会対策委員会は、まさにこれらの案件の審議・成立を進める事が仕事で、自分も担当の総務委員会、東日本大震災復興特別委員会の日程づくりに、委員会の与党筆頭理事と連絡を取り合う毎日です。特に総務委員会ではNHK新年度予算を審議・承認しなければなりません。NHKを巡る様々な報道、課題、意見を踏まえつつ、業務執行に必要な予算案の年度内成立を目指し、来週の委員会立てに向けた環境整備に努めています。籾井会長の発言やハイヤー代の一時立て替え問題など、野党側が態度を硬化させてきた中、NHK自身の明快な説明を求め、民主党始め野党の理解を得られるよう、要所と連絡を取り合っています。

 そんな慌しい中ですが、平成21年初当選の同期4人の「四志の会」を約1年ぶりに開き、四方山話で盛り上がりました。伊東先生と私は国対副委員長、齋藤先生は農林部会長、小泉先生は内閣府と復興庁の政務官と、立場はそれぞれですが、この5年半、気持ちを一つに頑張ってきた「仲間」です。大いに元気をもらった所で、来週のNHK予算審議のヤマ場に臨んでいきます。

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国政報告(第270号)

 「三寒四温」とも言いますが、週の半ばから東京も急に寒くなり、富山では大雪警報も出た由、大事には至らず良かったです。先週末は7日(土)に高岡市の中川和田線の開通式に出た後、上川法務大臣をお迎えしての砺波市連女性部講演会に参加しました。公務お忙しい中、日中だけの慌しい来県でしたが、砺波名産のチューリップを地方創生のタネとして高く評価頂きました。講演では、安倍政権の方針である女性活用・活躍の大切さについて分かりやすいお話を頂きました。

 私も7日のうちに上京し、8日(日)は総選挙のために例年より1カ月半遅い党大会に出席しました。2年間の与党としての政権運営を振り返り、来る統一地方選に勝利して、政策をさらに実現させていこうと誓い合う場となりました。9日(月)からは予算委員会も最終局面となり、総務委員会でも地方交付税法・地方税法の審議が進められました。この間、9日には昨年6月から9カ月ぶりに質問に立つ機会を頂きました。野党時代から通算して80回目となり、恒例の万葉集の朗唱から始めて20分間、8問をこなしました。地方自治体の税・財政については、平成16年に高岡市長に就任させて頂いて以来の関心事です。そこで、総額の確保、臨時財政対策債の抑制などに加え、総務大臣政務官在職時から後押ししている電子政府の取り組みについて、税や自動車登録の現場で進んでいるICT化の動きを取り上げました。市役所から確定申告のデータを税務署に電子的に送る、自動車の新車登録・納税をワン・ストップ・サービスで行うなど、良い取り組みを披露し、高市総務大臣のこれからも頑張るという決意表明で時間内に無事収まりました。

 10日(火)には東日本大震災復興特別委員会にて竹下復興大臣の初信を聴取しました。11日(水)には国立劇場でチェックを受けた後、震災四周年追悼式典に参列しました。天皇陛下のお言葉、被災3県の遺族代表の追悼の言葉など、今なお避難したり、仮設住宅にお住まいの方も沢山いらっしゃる現実を否応無く感じさせられました。そこから、「明日に向かって生きる」という前向きの気持ちに変えていかなければ。。との感想です。

 12日(木)に予算委員会で一般3時間・集中4時間の審議があり、13日(金)の締めくくり質疑・採決で与野党が合意し、ようやく衆議院の出口が確定しました。この間の論戦では、国から補助金を受けて1年未満の企業からの寄付の自粛が提起されましたが、ともかく法令を遵守して職責を全うする気構えで臨まなければ、と自戒しています。

 予定通りなら、明13日(金)の17時目途に本会議があり、予算案と国税・地方税関係法案が参議院に送付されます。来週からは舞台は参議院の予算委員会に移ります。国対副委員長としては、所管の総務委員会と東日本大震災復興特別委員会で残りの案件処理が課題となります。14日(土)から始まる新幹線新時代に希望を抱きつつ、今週の報告とします。

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国政報告(第269号)

 週末の28日(土)に能越自動車道の氷見七尾道路が開通、3月1日(日)には北陸自動車道の高岡砺波スマートインター東海北陸自動車道南砺スマートインターが供用開始となりました。北陸新幹線開業まで後2週間のタイミングで県西部の交通ネットワークが一段と整備されました。特に七尾とは、新高岡駅から能越道高岡インターを経由してほぼ1時間で結ばれ、南の飛騨高山同様、新高岡駅が最寄り駅となります。文字通り、「飛越能86万人の玄関口」として開業を迎える事になりました。

 スマートインター事業は、以前は開発型インターチェンジとして地元が設置費用を負担しなくてはならず、県内でも北陸道の富山西インターが整備されたのみでした。しかし、ETCの普及を背景に、高速道路の利便性を高める観点でインターチェンジを増やす方針が打ち出され、中日本高速(株)がインターの主要部分の建設費用を負担する事に変わりました。県内では、この方式で、流杉と入善がパーキングエリアをインター化しており、今回の新たな2インターは、本線直結型という点で新しい形態です。現在、能越道で氷見南インターが本線直結型として整備が進んでおり、県西部は東西南北で各地域でインターが活用できる時代を迎えました。

 1日の夜には、最終1本前の「はくたか」と、「とき」を越後湯沢で乗り換えて上京しました。越後湯沢駅は雪降りで、この乗り換えも自分にとってはいよいよ最後かと思うとちょっとシンミリでした。

 週明けは、2日(月)から衆院予算委員会が続行で、4日(水)に地方公聴会で金沢と出雲に出向いた以外は、連日7時間の審議が続いています。この間、総務委員会は3日(火)に高市大臣の所信を聴取し、5日(木)に質疑が行われました。来週は9日(月)に中央公聴会、10日(火)の各省庁別分科会が決まっており、13日(金)の衆議院通過を目指しています。この間に、国税・地方税の改正法案の審議も終える予定です。さらに、各委員会でも所管大臣の所信聴取の準備に入るなど、国会対策委員会では各副委員長の動きが活発になってきました。私も担当の総務委員会、東日本大震災復興特別委員会の運営の根回しに携わっています。

 この間、党政務調査会でも様々な政策分野の会合があり、民営化を見据えた日本郵政グループの在り方、今後の道州制の進め方、来年から交付されるマイナンバー・カードの普及方策、財政再建の新中期目標の内容など、多様な分野で検討が進められています。日・EU議連、栄養士議連など各議連も相次いで開催され、1月からスタートした国会もいよいよ中盤戦です。予算案、日切れ法案と順次案件を整理し、統一地方選を挟んで、ゴールデン・ウイークに向け、内閣提出案件の審議促進に努めて参ります。もちろん、TPPや原発再稼働、沖縄の基地建設など重要課題もフォローしていきます。

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国政報告(第268号)

 23日(月)、衆院予算委員会の3日目の審議が終わり、ホッとするタイミングで、テレビの臨時ニュースが西川農林水産大臣の辞任を報じました。委員会の質疑では野党議員からかなり厳しい追及を受けておられたものの、一問一問にキチンと答弁されており、職を継続されるものと思っていただけに驚きました。政治資金の問題はもちろん、法の規制に基づき、政治家個人が自ら律し、説明責任を負うものと思いますが、一定の受け答えをされながらの辞任は、国会対策上も予期せぬ展開でした。

 後任は、前任の林芳正参議院議員で、空白を生じさせない最良の人事だと思いますが、24日(火)の国会は、野党側から農相交替に伴う予算委員会での補充質疑を求められ、委員会が一日中開けずじまいでした。先週の議運理事会で合意していた本会議も予定の12時10分から4時間遅れて午後4時の開会となりました。26日(木)に任期が到来するものも含め、10機関58人の政府同意人事を可決、処理し、ひと仕事進みました。国会の本会議・委員会をスムーズに進める事は国会対策委員会の主たる任務ですが、今回のような「予期せぬ出来事」があると段取りが狂い、先々の組み立てもどんどん変わっていきます。新年度予算の年度内成立という目標に向け、佐藤勉国対委員長の下、知恵を絞る毎日が続きます。

 週末の21日(土)は高岡市の中田地区の生涯学習の集いで話をさせて頂きました。国会での万葉集との出会い、議事進行係を仰せつかり、大きな声を出す工夫をしている事など、人生幾つになっても色々な「学び」があり、楽しく取り組む事だと経験談を語らせてもらいました。また、高岡市二塚地区、南砺市石黒地区でそれぞれ簡単に国政報告をする機会があり、新年度予算案の成立に向けて努力している現状を伝えました。

 しばらくは金曜の夜に富山に戻り、日曜の夜に上京する日程ですが、「とき」・「はくたか」を越後湯沢で乗り継ぐことも後2週間となりました。この後、能越自動車道の七尾までの開通、北陸自動車道の高岡砺波インターと東海北陸自動車道の南砺福野インターの供用開始を含め、富山県の高速交通ネットワークが大きく前進します。折しも「地方創生元年」であり、基盤整備の効果を産業・観光面で大いに生かし、地域の飛躍に結び付けていかなければなりません。県や各市町村の新年度予算案の発表が続いていますが、それぞれ、努力されている内容です。自分自身も、国の施策の誘導はもとより、新幹線を大いに利用し、「かがやき」の新高岡駅停車を増やすよう、努めて行こうと思います。

 来週には、国税・地方税の改正案の審議も始まる見込みで、国会も各委員会が動き出します。担当の総務委員会、東日本大震災復興特別委員会の段取りにも汗をかいていきます。

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