11月3日(金)の「文化の日」はお天気の事が多いと言われますが、今年も暖かすぎる位の好日となりました。コロナウイルス感染のため、2週間ぶりに地元での週末を過ごせました。3日朝は高岡市のクラフトコンペのオープニングに出席し、午後からは高峰譲吉博士生誕祭・科学賞贈呈式に参列しました。ともに、工芸都市高岡の個性が発揮される行事で、ものづくりのネットワークを市内外に拡げたり、時代を担う小中学生の「科学する心」を養ったりする息長い取り組みとして評価されるものと思います。4日(土)は、高岡法人会の牧田会長から次年度税制改正に係る要望を承りました。物価高対策として所得税・住民税の定額減税が打ち出されていますが、改めて、社会を維持していく基盤としての納税の仕組みの大切さ、また、納税を通じて政治に関心を高め、参加していく意義についてもご意見を頂きました。
5日(日)、年一回、党の行事として取り組んでいる「ふるさと対話集会」の1033・1034回を、新潟3区選出の斎藤洋明代議士、地元出身の山田俊男参議院議員にも参加頂き、小矢部市で開催しました。我が党が2009年に野党に転落した際、改めて現場の生の声を議員が聴き、地域に根差した政策を構築するとともに、国民の信頼を取り戻そうという狙いで始まった取り組みです。第三選挙区支部では6市持ち回りで実施しており、今回は桜井市長、筱岡県議ほか小矢部市議会の皆さんにも協力頂き、町の中心部の石動地区、郊外で中山間地域になる北蟹谷地区の2か所で実のある意見交換ができました。石動では、まちづくりに取り組む民間のNPO団体のお話を伺い、後継者育成や事業の持続性の観点から会社組織への移行も模索している実情を聞きました。私が党政調の社会的事業推進委員会で取り組んでいる、社会課題解決のための起業支援にも関わるケースであり、先行事例や相談窓口の紹介などお手伝いできないか、と思いました。北蟹谷では、倶利伽羅合戦や勝興寺に関わる史跡の保存や耕作放棄地でのヤーコン、丸いも栽培の挑戦、空き家の移住者への紹介など、地域づくりに様々な視点で取り組んでいる皆さんの実情を伺い、行政としての支援策を考える機会となりました。斎藤代議士も、新潟県北部の中小都市や郊外部での地域づくりの実情に詳しく、経験を基に的確な助言やアイデアを披露して頂き、参加された方の参考になったものと思います。
一方国会は、先週、私の担当する農林水産委員会、地域活性化・こども政策デジタル社会形成特別委員会始め各委員会で所管大臣の所信聴取が進みました。今週は所信に対する質疑から、給与法など内閣提出法案の審査へと進みます。下旬に予定される補正予算案の審議を前に、各委員会が円滑に運営されるよう、国会対策委員会の職務を遂行していきます。